富士重の第3四半期決算…海外販売好調で営業増益

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富士重の第3四半期決算…海外販売好調で営業増益
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富士重工業が発表した2007年4 - 12月期の連結決算は、売上高が前年同期比4.4%増の1兆1053億円、営業利益が同2.4%増の366億円と、増収増益だった。

国内販売の低迷で、国内売上げは同11.6%減となったものの、海外販売が順調で海外売上げが同14.8%増と好調だった。国内売上げ台数は同10.1%減の14万4000台、海外売上げ台数は同10.9%増の27万3000台だった。

モデルミックスの悪化で155億円、試験研究費の増加で10億円の減益効果があったものの、為替差益65億円、原価低減で55億円、諸経費の削減で54億円の増益効果がカバーし、営業増益となった。

経常利益は同8.4%増の327億円だった。当期純利益は、前年同期に計上した固定資産売却益が無いため、同27.5%減の179億円だった。

通期業績見通しは前回発表したものを据え置いた。

《レスポンス編集部》

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