初日の出暴走 過去最低へ

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初日の出暴走 過去最低へ
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08年の初日の出暴走について、警視庁交通部は07年12月31日午前9時から08年1月1日午前9時までの24時間の取締り結果を発表した。

確認された暴走族車両は60台(四輪車24台、二輪車36台)。取締りによる検挙人数は30人、逮捕者はゼロだった。この数字は過去3年間の取締り実績の中で最も低い。

違反等の件数は道路交通法違反が29件、道路運送車両法違反による整備命令22件の合計52件だった。

道路交通法違反では整備不良による違反が最も多く19件。マフラー(消音器)不備が5件、そのほか運転に関するもの(追い越し禁止、通行帯、通行禁止など)が5件だった。

道路運送車両法では車枠、灯火、最低地上高による違反に対して整備命令が出された。

08年は、首都高速を走るルーレット族やふ頭などに集まるドリフト族も新たに対象に加えた。暴走車両はすべて都心周辺で確認されたもので、中央自動車道、圏央道(首都圏中央連絡自動車道)など山梨方面へ向かう車両で確認された数はゼロだった。年末年始に富士山の御来光を目指す暴走族は流行遅れということか。

《中島みなみ》

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