トヨタF1チームが16日、F3ユーロシリーズに参戦中の日本人ドライバー、小林可夢偉をテスト兼リザーブドライバーに任命したことを発表した。
現在21歳の可夢偉は、2001年よりトヨタのドライバー育成プログラム(TDP)の一員となった。2002年日本で開催されていたフォーミュラ・トヨタで4輪レースデビューを飾ったときからトヨタの英才教育が始まった。
「これまで僕のキャリアを支えてくれたTDPに感謝したい。僕にとって素晴らしいチャレンジ。F1ドライバーへの一歩を踏み出すことができてワクワクしている。キャリアを始めたときから、F1にたどり着くことを夢見ていた。パナソニック・トヨタ・レーシングのサードドライバーになれたことは、最高のチャンスだ」と小林は喜びを語っている。