日産自動車のプレスブリーフィングは、前回の乗用車ショー同様に圧倒的な動員力を示した。4年前の東京ショーでカルロス・ゴーン社長が開発を表明した『GT-R』がついにお披露目となったためだ。
GT-Rに乗って登場したゴーン社長は「日産のもてる技術と技能を極限まで引き出し、結集させた21世紀のマルチ・パフォーマンス・スーパーカー」と紹介。その発売は「わたしたちの情熱の証」とアピールした。
これまで詳細が伏せられていた価格なども発表された。3グレードが設定されており777万円から834万7500円まで。発売は12月6日で、国内の販売目標は月200台。
ゴーン社長は「世界中のショールームでGT-Rを見ることができるようになる」とし、米国に来年6月に投入した後、2008年度内にグローバル展開を図る計画を述べた。