【東京モーターショー07】富士機工、新開発ステアリングコラムを出展

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富士機工は、軽量コンパクトで、低作動音圧レベルの電動チルト・テレスコステアリングコラムを開発したと発表した。24日から開催される東京モーターショーに出展する。

新開発電動チルトテレスコステアリングコラムイは、車両衝突時の安全性向上のため、コラムの小型化、燃費向上のための軽量化、運転者の快適性向上のための剛性アップ、作動音低減が開発のコンセプト。

従来製品ではそれぞれ独立して並列して配置していたチルトとテレスコ用の2つのモーター駆動ユニットを同軸に配置することで、コラムの高さを短縮した。小型化により質量を低減、機構解析技術を使って作動性を向上しながら横方向の剛性を向上した。さらに、モーターの性能向上と機構部の効率向上で作動音の低減を図った。

チルト・テレスコ機構部はジャケットに固定され、コンパクトなリンク構造によってチルト上昇状態でも膝周辺スペースは広い状態を保ち、車両衝突時に運転者の安全性が向上するのが最大の特徴だ。

《レスポンス編集部》

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