フィアット・グループ・オートモービルズは、小型車フィアット『パンダ』の累計生産台数が100万台を達成したと発表した。
フィアットオートポーランドの製造ラインで完成した記念すべき100万台目は、1.2リットルのガソリンエンジンを搭載した赤の四輪駆動仕様車だった。
累計100万台の仕向け地の内訳は、ポーランド国内市場に8万2292台、海外68か国への輸出が91万7708台。
ポーランド南部のティヒの工場でパンダの生産が開始されたのは2003年5月から。販売開始は、同年の9月中旬から。2003年下半期の生産台数は8万6046台だったが、販売好調で年々増加、2006年には26万2178台を生産し、発売から4年間で累計生産100万台を達成した。
ティヒのフィアットオートポーランドは、ヨーロッパで最も先進的な工場のひとつで、パンダのほか、フィアット『600』と今年7月に新発売したばかりのフィアット『500』を生産している。