『308』の発売を数週間後に控えるプジョーは、秋のフランクフルトモーターショーに『308RC Z』コンセプトを出品する。308開発の過程で発想されたファンタスティックなアイデアを具体的な形にしたものだという。
コンセプトカーは2+2クーペ。全長4276mmは308ハッチバックと同じ、全幅1840mmは25mm広い。全高は1320mmに収まる。このプロポーションから308レインジにクーペカブリオレを予想するのは簡単だ。ボディはアルミニウムや炭素繊維を用いて軽量化が図られている。
エンジンは、『207RC』に搭載されている、BMWグループと協同開発された「EP6DTS」をチューニング。ツインスクロール式ターボチャージャーを装備、207RCの175bhpに対し、218bhpに強化されている。トランスミッションは新開発の6MTだ。
「 ハーフ・リアル、ハーフ・ファンタジー」とプジョーがいう308RC Z、どこがリアリティでどこがファンタジーか……。