日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が2日発表した今年上半期(1−6月)の新車販売統計によると、登録車と軽自動車を合わせた総市場は、前年同期比7.4%減の284万2520万台だった。
前年同期を約21万台下回っており、300万台を割り込んだ。上半期の300万台割れは1980年代半ば以来となる。6月まで24カ月連続してマイナスとなった登録車の落ち込みに歯止めがかからず、上半期は10.5%減の178万8440台にとどまった。
軽自動車は1.7%減の105万4080台と、上半期としては05年から3年連続して100万台を突破した。ただ、軽も4月から3カ月連続のマイナスとなっており、ハイペースの売れ行きにも一服感が出ている。