シボレー ボルトが最優秀コンセプトカー賞

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GM(ゼネラルモーターズ)は、2007年度「北米年間最優秀スペシャルティ・コンセプトカー賞」と「年間最優秀コンセプトカー賞」に、シボレー『ボルト』が選ばれたと発表した。

今年で6回目を迎える北米コンセプトカー・オブ・ザ・イヤーは、自動車業界の未来を最も優れた形で表現したコンセプトカーに贈られるもので、自動車メディアの団体からなるSEAMO(South East Automotive Media Organization)が主催している。

授賞式に出席した、ボルトのリードデザイナー担当、GMのボブ・ボニファス氏は「ボルトは、GMのみならず、世界にとっても重要な意味を持つ車である。エネルギー確保やCO2排出問題、ガソリンへの依存脱却、どの問題を取ってもエネルギー多様化の必要性に結びつく。GMはこうした問題へ取り組みをおこなっており、そのソリューションとしてシボレー・ボルトのデザインが生まれた」と述べた。

同賞は、モータージャーナリストらで構成される審査員によって選定される。2007年度の自動車ショー期間中に北米で初公開されたコンセプトカーが33台、量産前プロトタイプカー11台がノミネートされた。

シボレー・ボルトはGMが新開発した電気自動車で、1月の北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)で初公開された。

バッテリーを動力とし、ガソリンで発電を行うことにより、走行距離を延長できることが特徴。上海モーターショーでは、シボレーボルトの燃料電池仕様車も発表している。

GMでは今回、シボレー・ボルトの受賞のほか、ホールデン『エフィジー』が2007年度の「北米年間コンセプトカー賞」を獲得した。

《レスポンス編集部》

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