『ストラーダFクラス』は他社に先駆けて地上デジタルチューナーを同梱してきたが、07モデルでは同梱されるチューナーを4チューナー/4アンテナの最新モデルに変更。受信性能や映像の品質を向上させてきた。
06モデルまでのストラーダFクラスに同梱されていた地上デジタルチューナーは、2アンテナ/2チューナー。電波の受信が良好なエリアにおいては、フルセグ(12セグ)の画質は相当に良く、電波が弱い(不感)地域に突入するとワンセグへ自動的に切り替わる機能も持っていた。
しかし、高画質を求めてストラーダFクラスを購入したユーザーからは「大画面ではワンセグの映像が見にくい」、「フルセグの受信できる範囲を広げてほしい」との改善要望が寄せられていた。このため、07モデルでは新開発した4アンテナ/4チューナーのモデルを採用している。
4チューナーで受信した電波はデジタル処理で合成。各電波の信頼度を解析し、エラー訂正を行った後に1つの電波とすることでフルセグでの受信範囲を広げている。4チューナーとはいえ、ユニット自体は2パックに凝縮されており、ハイダウェイのサイズ自体も従来比で約38%小さくなった。