【道路交通法改正案07】高齢ドライバー対策

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2007年道路交通法改正案は、4月18日に参議院本会議を賛成多数で通過。改正案では、高齢ドライバー対策などが強化されている。

●75歳以上の高齢運転者の免許証

更新期間が満了する6カ月以内に、認知機能に関する検査を行う。検査の結果が一定の基準に該当した場合は適性検査を行う。なお、介護保健法に規定する認知症と認定された場合には免許が拒否される。

●現在は70歳以上のドライバーに任意での表示が求められている「もみじマーク」が、75歳以上のドライバーは義務化。

70歳以上のドライバーが運転免許更新時に受講しなければならない、高齢者講習の受講ができる期間を、現行の更新期間満了日「3カ月まえから」を「6カ月前から」に延長する。

なお施行は、認知機能検査の導入・高齢者講習の受講期間延長は改正法の公布から2年以内、もみじマーク義務化施行は改正法の公布から1年以内となっている。

《小谷洋之》

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