ニューヨークオートショー(ニューヨークモーターショー)で、3代目となるスバル『インプレッサ』がお披露目された。ルックスも一新された新型の開発コンセプトは「新快適スタイル」だ。
ボディスペックは、全長×全幅×全高がそれぞれ4415mm(5ドア)、4580mm(セダン)×1740mm×1475mmで、2620mmのホイールベースは現行モデルより95mm長い。セダンの全長は115mm延長されたのだが、5ドアは逆に50mm短くなっている。居住空間は肩位置横方向で50mm、レッグスペースも前後あわせて65mm拡大された。
北米仕様には2種類の2.5リットル水平対向4気筒エンジンが用意された。ベースモデルにはOHCのNA(170hp)が、「WRX」モデルにはDOHCターボ(224hp)が搭載され、それぞれ5MTとマニュアルモード付4ATが選択できる。
北米仕様のターボモデルはタービンを変更し、最高出力自体には変化がないもののパワー、トルク共にピークの回転数を下げ、中低速域に重点をおいたセッティングが施されている。扱いやすく伸びの良いチューニングだ。日本国内仕様はOHCの1.5リットル、2.0リットルのいずれもNA、2.0リットルターボの3種類のラインナップとなる。
駆動系は、日本国内向けの1.5リットルモデルにFFを設定する以外、北米仕様を含めすべてAWD仕様となる。