米の人気コメディアン、エディー・グリフィンが、映画のプロモーション目的で運転していたフェラーリ『エンツォ・フェラーリ』、時価100万ドルをクラッシュさせた。
グリフィンは出演した映画『レッドライン』の公開に合わせてセレブによるチャリティレースに出場予定で、この日はそのための練習中だった。
エンツォ・フェラーリはわずか400台しか生産されなかったレア中のレアモデルで、所有者は映画のプロデューサー、ダニエル・サデック氏。サデック氏によるとクラッシュしたフェラーリは120万ドルの価値があるものだが、彼は「グリフィンに怪我がなくて良かった」とだけコメントしたという。
サデック氏は不動産投資家として有名な資産家で、レッドライン製作のために2600万ドルを投資。また車のコレクターとしても有名だが、なんとこの映画の中で自身が所有するポルシェ『911カレラ』(1台20万ドル)を2台もシーン撮影のためにクラッシュさせている。
一方グリフィンは、「ブラザーは歌や踊りはうまいが車の運転は下手なのさ」とジョークを言う余裕はあったが、さすがに顔はひきつっていたという。