東日カーライフグループは、代表取締役社長にグループ会社の東京日産の永安省三社長が就任する人事を内定した。6月開催の定時株主総会とその後の取締役会で正式に決定する。炭竈紘樹社長は代表権を返上、会長に就任する。
同社は昨年末、子会社による決算の数値ミスが発覚し、2年半分の決算を修正し、一時管理ポスト入りした。今回の社長交代は市場での信頼回復を早期に実現するため、新しい体制のもとで、経営体質改善のスピードアップを図るとともに、構造改革を進めて早期の業績回復を目指すためとしている。
新社長に就任する永安氏は日産自動車出身で、2001年に日産プリンス東京社長、2005年に東京日産副社長を経て、2006年4月から社長だった。
萩原孝熹会長は相談役に退く。
このほか、4月1日付けで、グループ会社の東京日産会長を兼務していた炭竈氏が退任、カーネット車楽の宗像源信社長が東京日産の常務に、カーネット車楽の社長に桜井義修氏が東京日産取締役を退任して就任する。