ユニプレスが発表した2006年4−12月期の連結決算は、当期純利益が前年同期比28.1%減の20億円と大幅減益となった。
主要取引先の日産自動車の国内生産台数は同12.9%減の88万台で、海外生産も同3.2%減の146万6000台と低迷した。特に海外は北米、欧州が落ち込んだ。
こうした中でユニプレスはグローバルで相次いだ新型車の立ち上げに対して最重要課題として取り組んだほか、ユニプレス生産システム活動によるコスト低減活動などを展開してきた。
売上高は同0.7%増の195億円と、微増だった。日産の日本、英国、米国での減産が影響したものの、メキシコと中国がカバーした。営業利益は同3.5%増の37億円、経常利益は同13.2%減の33億円だった。
通期業績見通しは前回発表したものを据え置いた。