ミニバンの死角 母親が子をはねる

自動車 社会 社会

12月30日午前、静岡県沼津市内の民家敷地内で、1歳の男児が母親の運転する乗用車にはねられて死亡する事故が起きた。クルマはミニバンで、男児は運転席からの死角に入りこんでいたために気づかれなかったとみられている。

静岡県警・沼津署によると、事故が起きたのは12月30日の午前10時10分ごろ。沼津市我入道林町付近の市道に隣接した民家敷地内で、1歳の男児が、母親である38歳の女性が運転する乗用車にはねられた。男児は近くの病院に収容されたが、転倒した際に頭を強打したことが原因で間もなく死亡した。

事故を起こしたクルマはミニバンタイプ。死亡した男児はクルマから下りた後、運転席からの死角となる左後方に回りこんでいたとみられている。警察では運転していた女性に安全確認の怠りがあったものとみて、業務上過失致死容疑で事情を聞いている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース