ホンダは、2007年に鈴鹿サーキットをリノベーションすると発表した。同社の福井威夫社長は「ピット、パドックを全面改修して再びスズカでF1を開催する」と宣言。
鈴鹿サーキットは長年、「モータースポーツの聖地」として、モータースポーツファンから親しまれてきた。しかし、2007年のF1日本GPは富士スピードウェイでの開催が決定、鈴鹿では開かれないことになった。
ホンダは「交通教育センター」を大幅改修して2007年夏にオープン、安全な交通社会作りに貢献していくほか、ピットやパドックなどの全面改修にも着手する。
福井社長はF1を運営するFOM、FOAのトップ、バーニー・エクレストンCEOが「鈴鹿で開催された今年の日本GPに来日した際、鈴鹿で行っている新人ドライバーの育成や交通安全教育を説明して理解を進めた。今回、リノベーションして鈴鹿でのF1開催再開に向けて地元のバックアップも受けながら交渉を継続する」と述べた。