「100mだって歩きたくない」飲酒運転で逮捕

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25日夜、広島県東広島市内のパチンコ店で、駐車場から発進しようとしていた乗用車がガラスを突き破って店内に進入する事故が発生し、1人が軽傷を負った。警察ではクルマを運転していた男を飲酒運転の現行犯で逮捕している。

広島県警・西条署によると、事故が起きたのは25日の午後8時30分ごろ。東広島市西条町寺家付近にあるパチンコ店の駐車場で、バックで発進しようとしていた乗用車が突然に急加速し、そのままガラスを突き破って店内に進入した。この事故でガラスドアの近くにいた60歳の女性が枠の下敷きとなったり、ガラス片を浴びるなどして、切傷を中心とした軽傷を負い、近くの病院に収容されている。

クルマを運転していた58歳の男からは酒気帯び相当量のアルコール分を検出したことから、警察では道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕。業務上過失傷害や器物損壊容疑についても調べを進めている。

調べに対して男は「家で酒を飲んだ後、歩くのが面倒になってクルマでパチンコ店に来た」と供述しているが、男の自宅とパチンコ店の間は約100mしか離れておらず、捜査員も「クルマに頼る理由がわからない」と呆れた様子だ。

《石田真一》

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