「学校にエフワンがやってきた!」をキャッチフレーズに16日、横浜市は磯子区にある小学校を完全ジャックして開催されたのが、「F1の学校」と題された授業形態の参加型イベント。いつもの授業とはひと味ちがう“F1をテーマ”にした講義は、見るものすべてが興味の対象であるキッズ達のハートを鷲づかみにした。
実はこのイベント、F1グランプリの世界を通して、子供たちに夢や技術へのあこがれ、チームワークといった事象を楽しみながら学んでもらおうとモータージャーナリストの有志が計画したもの。
これに、F1参戦しているトヨタ、ホンダ、ブリヂストンの各メーカーが賛同することで、これまで為し得なかった夢の企画が現実のモノとなったのだ。
会場となった学校の体育館には2006年モデルの最新F1マシン(TOYOTA TF106)が飾られ、家庭科室を改装した「F1ミニ博物館」や視聴覚室の機材を用いた「F1ミニ映画館」も出現。文化祭さながらのお祭り騒ぎ状態で、朝から校内はF1一色と化していた。