事故による通行止め、別の多重衝突事故を誘発

自動車 社会 社会

23日朝、岐阜県土岐市内の中央自動車道下り線で、事故による通行止めによって生じた渋滞に対し、後ろから走ってきた大型トラックなど3台が追突する事故が起きた。この事故に停車中の車両4台が巻き込まれ、1人が死亡。9人が重軽傷を負っている。

岐阜県警・高速隊によると、事故が起きたのは23日の午前8時40分ごろ。土岐市泉町久尻付近の中央自動車道下り線で、事故による通行止めによって生じた車列に対し、後ろから走ってきた大型トラックなど3台が衝突した。3台は前にいたトラックや乗用車など4台を押し出し、結果として車両7台が関係する多重衝突事故に発展した。

この事故で後ろから2台目に位置していた普通トラックが前後の大型トラックに挟まれる形で大破。運転していた45歳の男性が全身強打で間もなく死亡。他の車両に乗っていた9人が重軽傷を負った。

現場ではこの事故が起きる20分ほど前の午前8時20分ごろ、トラック同士による追突事故が発生し、このうち1台に積載されていた建材が路上に散乱。これの撤去作業を行うために通行止めの措置が取られていた。後続車はこれに気づかずに進行し、渋滞中の車列に衝突したとみられている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース