【グッドデザイン06】プレゼンテーション審査…MRワゴン

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「GDP2006」グッドデザイン・プレゼンテーション2006、自動車部門公開プレゼンテーション審査が、25日東京ビックサイトで開かれた。今回は「ニッポン・オリジナル--Kカー&高級車のデザイン力」と題し、軽自動車5車種と高級車1車種のプレゼンテーションが行われた。

審査員はインダストリアルデザイナーの山中俊治さん、同じくインダストリアルデザイナーの木村徹さん、モータージャーナリストの舘内端さん、マーケティングディレクターの川島蓉子さんの4人。

スズキは商品第二カーライン・デザイン、チーフデザイナー結城康和さんが、『MRワゴン』をプレゼンテーション。まずスズキのデザインポリシーは「クルマとしての普遍的な魅力の表現:普遍性(Universality)」の上に、「商品ごとの個性や新しさの表現:独創性・新規性(Creativity)」を表現していくことであると解説。

「新型MRワゴンは、エクステリアでは、サイド断面やフロントフードのテンションによる強い立体感・カタマリ感、丸目を基調としたキャラクター性のあるフェイス、適度な緊張感を与える『リーフライン』が、インテリアではマルーン内装や横基調のシンプルなインパネ造形が、モダンさと上質さをあわせ持つデザインを生んでいます」

「また助手席シートアンダートレイ&ボックスを設けたり、哺乳瓶などを置けるインパネスライドボードを装備したりして、ママに便利な機能と装備を充実させています」

「さらに子供を抱いて、チャイルドシートに乗せる時に、頭をぶつけないようにドア開口形状も配慮しています。また実際に保育園に行くような子供の、後席への乗降をクリニックし、他車ではドアヒンジに手を付いてしまったりステップに足をかけられない車もあることが分かり、MRワゴンでは充分にステップを広くし、手をかけやすいアームレストで乗降のしやすさにも配慮しました。ママだけではなく子供に優しい機能と装備も採用しています」

舘内端さんからは「なぜ先代のMRワゴンのワンシェイプ(モノフォルム)をやめてしまったのか」と質問が出た。

これに対しては「クリニックをしてみると、外から見て、ボンネットがしっかり存在している方が安心感を与えることが分かりました。またAピラーが寝ていると、迫ってくるようで狭く感じる方や視界を妨げることもあります。さらに、フロントガラスが目の前にあると、日焼けすることを気にされる女性もいることも分かりました。そのため、新型はワンシェイプではない造形にトライしました」と結城康和デザイナーは答えた。

《松本明彦》

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