カーブを曲がりきれず、ダム湖に転落

自動車 社会 社会

7月29日未明、愛媛県松山市内の国道317号で、走行中の乗用車が路外に逸脱し、そのままダム湖に転落する事故が起きた。クルマは中破し、乗っていた男性2人が骨折や打撲などの重軽傷を負っている。

愛媛県警・松山東署によると、事故が起きたのは7月29日の午前1時10分ごろ。松山市玉谷町付近の国道317号で、22歳の男性が運転する乗用車がカーブを曲がりきれずに路外に逸脱。そのまま石手川ダム(白鷺湖)に転落した。

クルマは転落の衝撃で中破。同乗していた19歳の男性が左腕を骨折する重傷。運転していた男性も打撲などの軽傷を負った。クルマの燃料タンクが破損し、ガソリンがダム湖に流出したが、オイルフェンスを設置して拡散を防止するとともに、吸着マットを使って回収を開始している。

現場は山間部を通る片側1車線の道路。夜間になるといわゆる「走り屋」のクルマが無謀な運転を繰り返す場所でもある。事故を起こしたクルマも比較的高速度でカーブを逸脱したとみられており、警察では運転していた男性から業務上過失傷害容疑で事情を聞いている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース