トヨタ自動車コメント…幹部3人送検

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トヨタ自動車コメント…幹部3人送検
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熊本県警は11日、トヨタ自動車の品質保証部長ら3人を書類送検した。部品に不具合を知りながら、改善措置を取らずに放置したことが理由だという。これについてトヨタ自動車はコメントを発表した。

以下全文……

2004年8月、熊本県にて1993年製ハイラックスサーフが対向車に衝突するという事故が、発生いたしました。事故に遭われた方々には、心よりお見舞い申し上げます。

当件に関し、本日(7月11日)当社社員・元社員3名が熊本地検に送検されましたことは、誠に遺憾に存じます。

これまで熊本県警の捜査に全面的に協力させていただくとともに、当社の考え方をお伝えしてまいりました。

今回送検された3名の対応に落ち度はなかったと考えておりますが、今後も熊本地検の捜査に全面的に協力させていただきます。

今後とも「お客様第一」「品質第一」の考えのもと、品質管理の一層の強化に努め、品質の確保に万全の体制で取り組んでまいります。

なお、本件につきましては、2004年7月にリコール実施に向けた検討を開始し、2004年10月にリコールを実施済みであります。

……コメントここまで。

なおトヨタ自動車は6月23日の定時株主総会で、専任で品質部門を統括する品質保証本部本部長に佐々木眞一専務を配置している。こんどの事件が影響していると思われる。

《高木啓》

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