ルノー、トヨタ、メルセデス、ホンダ、BMWからなるGPMAが2012年までF1参戦を継続することがほぼ決まった。GPMAはF1の商業権を所有するCVCとの覚書にサインしたことが発表され、これにて分裂の危機はほぼ消滅したかに思われる。
しかしロン・デニスは、「書類は新コンコルド協定への第一歩にすぎない。まだ先は長い。まだ最終版コンコルド協定ではないが、スタート地点としてはまあまあだ」と冷静にコメント。レギュレーションや金銭面で課題が残っていることを示唆した。
さらに今回の発表はルノーとそれ以外の4社で別々に出されるなど、GPMA内の不協和音も感じられるだけに、まだ一件落着といかないようだ。