パナソニック・オートモーティブ・システムズ社は11日、同社製カーナビゲーションのハイエンドモデルとなる「ストラーダFクラス」3機種を発表した。すべてのモデルで地上デジタルチューナーを同梱するなど、AV面の強化を図っている。
今回ラインナップされたのはインダッシュモニターと組み合わされる『HDS960』、オンダッシュモニターとと組み合わされる『HDS910』、そして2DIN-AVNの『HDS940』の3機種。いずれもモニターサイズはワイド7インチVGA。従来型はワイド6.5インチサイズのモニターを搭載していた2DIN-AVNタイプもハードキー配置の見直しによってモニターサイズを拡大している。
最大の特長は、これまでオプション扱いだった地上デジタルチューナーを全モデルに同梱したことだ。リモコンもチューナーのコントロール可能なタイプに改められている。また、別売ケーブルを使用することでiPodのコントロールが画面上から可能になったことや、SDオーディオに対応するなど、AV面の強化が図られた。
発売はHDS960とHDS910が6月15日、HDS940が7月15日となる。希望小売価格はいずれも税込で、HDS960とHDS940が35万4900円、HDS910が34万4000円。