PSAが英ライトン工場を閉鎖へ

自動車 ビジネス 企業動向
PSAが英ライトン工場を閉鎖へ
  • PSAが英ライトン工場を閉鎖へ
  • PSAが英ライトン工場を閉鎖へ

仏PSAプジョー・シトロエンは、18日、イギリスのコベントリーの近くにあるライトン工場を、2007年に閉鎖する方針を明らかにした。

PSAは今年初めから各工場の生産性の調査を行い、その結果、ライトン工場の製造・輸送コストが割高であり、今後も生産を続けることは困難であると結論づけた。

同工場では、プジョー『206』を生産してきたが、206の生産は時期を見て東欧へ移管する。今年6月から2交代制から1交代制へと減産し、2007年半ばに完全に工場を閉鎖する。同工場で働いているのは2300人だが、部品メーカーもあわせるとその3倍が閉鎖の影響を受けるという。

フランスでは先頃、労働者の権利を制限する法案を国民の反対により政府が撤回したばかり。その代わりに解雇しやすいイギリスの工場が犠牲になった、という批判が英国のメディアでは起きている。

《》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集