パトカーから逃れようとして衝突、店舗に突っ込む

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18日未明、東京都江東区内の都道で、信号無視を行ったとしてパトカーの追跡を受けていた乗用車がタクシーと出会い頭に衝突し、弾みで近くの店舗に突っ込む事故が起きた。警察では43歳の男を業務上過失致傷の現行犯で逮捕している。

警視庁・深川署によると、事件が起きたのは18日の午前1時15分ごろ。江東区深川2丁目付近の都道をパトロールしていた警視庁・第2自動車警ら隊のパトカーが、前方で信号無視を行って交差点を通過する乗用車を発見。停止命令を無視したため、赤色灯とサイレンを使用した状態で追跡を開始した。

クルマは60−70km/h程度の速度で約600m逃走し、江東区清澄3丁目付近の都道交差点にも赤信号を無視して進入。この結果、右方から青信号に従って進行してきた65歳の男性が運転するタクシーと出会い頭に衝突。その弾みで道路脇の商店に突っ込み、さらには近くを自転車で通行していた23歳の男性にも接触した。この事故によってタクシー運転手と自転車の男性の2人が打撲や切傷などの軽傷を負い、近くの病院で手当てを受けた。

警察ではクルマを運転していた43歳の男を業務上過失致傷の現行犯で逮捕。道路交通法違反(信号無視)についても調べを進めている。

《石田真一》

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