飲酒運転のクルマ、短時間に2件の事故起こす

自動車 社会 社会

14日未明、福岡県北九州市八幡西区内の市道で、飲酒運転の乗用車が出会い頭の衝突事故を起こした。運転していた30歳のバス運転手の男が逮捕されたが、この男は数分前に別の当て逃げ事故を起こした可能性も高いとして捜査を続けている。

福岡県警・八幡西署によると、事故が起きたのは14日の午前3時ごろ。八幡西区鉄王1丁目の市道交差点で、乗用車同士が出会い頭で衝突する事故が起きた。現場には信号機が設置されており、一方の信号無視の可能性が高いことから、被衝突側のクルマを運転していた55歳の男性が警察に通報した。

衝突側のクルマを運転していた30歳の男に対し、現場に駆けつけた同署員がアルコール検知を実施したところ、酒気帯び相当量のアルコール分を検出したため、道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕した。

また、この事故が起きる数分前に北九州市八幡西区黒崎1丁目付近の市道で路上駐車していたクルマに当て逃げする事故が起きており、この際に目撃されたクルマの特徴と、30歳の男が運転していたクルマが酷似していることから、警察ではこの事故にも関わった可能性が高いとして、男を追及するとしている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース