大阪府警、悪質違反者に対して逮捕状を執行

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大阪府警は6日、交通違反の摘発を受けながら、理由もなく反則金や罰金の納付を拒んでいる悪質違反者に対して逮捕状や収監状を執行することを表明した。13日までに出頭を拒む124人を逮捕、罰金支払いを拒む153人には労役を科すとしている。

これは大阪府警・交通捜査課などか明らかにしたもの。今回、逮捕の対象となるのは、再三の呼び出しにも応じず、罰金の支払いを拒む124人。駐車違反や速度超過違反、信号無視などの常習者が対象。いずれも数度の違反歴があるという。

また、収監状を執行して拘置所に収容し、労役を科せられる対象者は153人。酒気帯びや速度超過、駐車違反などの違反者だが、理由もなく反則金や罰金の支払いを拒んでいる違反者(常習性が現段階では確認できない)が対象だ。

府警では以前から悪質違反者への対応を強化しているが、今回の逮捕や収監もその一環。警察では「きちんと反則金や罰金を納付し、反省もしている違反者もいる一方で、逃げ得やゴネ得を狙う悪質な違反者も多い。今回はこうした悪質な違反者に厳しく対処する」と説明しており、7日から13日に掛けて順次執行する方針だ。

《石田真一》

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