ホンダは31日、05年度第3四半期の決算発表を行い、その席上、青木哲副社長が国内販売について「第4クオーターで巻き返す」と強調した。
ホンダの4月−12月の国内販売は50万6000台と、前年同期の51万7000台に比べて2.1%減。昨年、『シビック』『ステップワゴン』を投入したものの、不振が続いている。青木副社長も「軽自動車を含めて、たいへん競争が厳しい」と漏らす。
しかし、第4四半期については、2月23日の新型軽自動車『ゼスト』の発売、3月の販売店統合で、「前年対比で増加させて、全体としては昨年並みの販売にする」(青木副社長)とのことだ。
06年度に弾みをつけるためにも、なんとしても目標をクリアしたいところである。