福岡県警は17日、福岡市東区内の市道で、車両の通行を遮るように道路の両端にゴムホースを結び、バイクの転倒事故を誘発したとして、同区内に在住する15歳の少年(事件当時14歳)を傷害と道路往来妨害の容疑で逮捕した。事件当時13歳の少年2人も同容疑で補導されている。
福岡県警・東署によると、問題の事件は今年5月24日に発生している。同日の午前1時40分ごろ、福岡市東区多々良付近の市道を走行していた原付バイクが、道路を遮断するように結ばれていた水道用のゴムホースに突っ込んで転倒。運転していた30歳の男性が重傷を負った。
同様の通行妨害はこの事件の数日前にも発生しており、警察では悪質な妨害事件と捜査を開始。付近に住む3人の中学生が容疑に関与したことが明らかになり、任意での事情聴取を続けていた。
この結果、3人とも「面白半分にやった」などと容疑を認めたため、犯行当時は14歳だった少年を逮捕。同13歳だった少年2人を補導している。