FIAへの2006年度F1ワールドチャンピオンシップへの参加エントリーが閉め切られた11月15日。無事にエントリーを済ませた鈴木亜久里の「スーパーアグリ・チーム」だが、承認が降りるのは12月となる模様で、来季の参戦は微妙との見方が出て来た。
レギュレーションによるとすべてのF1チームはオリジナルシャシーを制作しなければならないが、今の段階から全く新しいマシンをデザイン、製造するのは時間的に不可能という意見が出ている。
ただしホンダ(旧BAR)が知的財産としてシャシー設計図を売却し、コンストラクターがシャシー製作をすればOKという見方も一方ではなされている。かつてのアロウズ・ファクトリーで3月のバーレーンGPデビューに向けて準備中だというチームだが、正式参戦が許可されるまで油断は出来ない。