4日、山口県山口市内の中国自動車道で、走行中の大型トラックが中央分離帯を乗り越え、対向車線側で横転する事故が起きた。運転していた男性は死亡。荷台に積載されていたサンマ約2トンが路上に散乱した。
山口県警・高速隊によると、事故が起きたのは4日の午前9時ごろ。山口市仁保中郷付近の中国自動車道下り線で、走行中の大型トラックが高速度で中央分離帯に衝突。そのままこれを突き破って対向車線側に進出し、横転した。
この事故により、運転していた男性は全身を強く打って死亡。トラックの荷台は大破し、積荷として積載されていたサンマ約4.8トンのうち、2トンあまりが路上に散乱。2車線を埋め尽くした。撤去には約3時間を要し、車線規制による影響は午後まで続いた。
警察では死亡した男性の身元を調べるとともに、事故の原因についても捜査している。