徳島県警、ハント族とドリフト族の一斉取り締まり

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徳島県警は24日、若い女性のナンパを目的とするハント族や、ドリフト族に対する一斉取締りを徳島市東部の港湾地区(マリンピア沖洲)周辺で実施した。道路交通法違反などで20人を摘発している。

これは徳島県警・徳島東署が実施したもの。徳島市中心部では、クルマで街を周回しながら若い女性に声を掛ける「ハント族」が以前から問題となっており、2004年6月からはこれを封じ込める「徳島県迷惑行為防止条例」が施行されている。

しかし、ハント族は条例適用区域外である市東部の港湾部(マリンピア沖洲)に進出。元々ここを拠点として暴走行為を行っていたドリフト族とともに、沖洲マリンターミナル駐車場周辺にたむろし、周辺の通行に支障を与えるような状態となっていた。

そこで警察ではハント族やドリフト族、これらを見物に集まる期待族を一網打尽にする一斉取り締まりを24日の午前0時から実施した。当日は署員36人が出動し、マリンピア沖洲へつながる唯一の連絡橋を封鎖。交通違反の積極的な取り締まりを実施するとともに、内部に取り残された不審車両の運転者に対して職務質問を徹底的に行った。

これによって道路交通法違反で19人を摘発。さらに威嚇用の模造刀を所持していたとして、1人を銃刀法違反容疑で逮捕している。

《石田真一》

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