今月日本での発売が予定されている新型ホンダ『シビック』。ヨーロッパ仕様も、今年3月のジュネーブモーターショーでコンセプトモデルが紹介されていたが、IAAの会場で市販モデルが御披露目された。
日本(4ドアセダン)、北米(2ドアクーペ/4ドアセダン)、ヨーロッパ(3/5ドアハッチバック)と市場に合わせてラインナップを展開して行くシビックだが、ヨーロッパではまずCセグメントの主流を占める5ドアハッチバックから販売が開始される。3ドアハッチバックも追加設定されることになっているが、待望の「タイプR」は現時点で予定されていないようだ。
ヨーロッパ仕様では、新規開発の1.8リットルSOHC「i-VTEC」と2.2リットルDOHC「i-CTDi」の2種類のガソリンエンジンと、1.3リットルSOHC「i-DSI」ディーゼルエンジンの設定があり、ここにワールドデビューを果たした4ドアセダンのハイブリッド仕様が加わることになる。
またこのセグメントとしては初めて全モデルで6速マニュアルミッションが選べるようになったことも、よりスポーティな乗り味、“ファン・トゥ・ドライブ”をうたい文句とする新型シビックらしい設定だ。