パトカーに追い越され腹が立った? 警官に暴行

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12日、茨城県土浦市内の交番に泥酔した男2人が侵入し、接遇した警察官に対して暴行を加える事件が起きた。2人は公務執行妨害の現行犯で逮捕されているが、「パトカーに追い越されて腹が立った」などと動機を話しているという。

茨城県警・土浦署によると、事件が起きたのは12日の午前2時55分ごろ。土浦市神立中央3丁目付近にある同署・神立地区交番に2人の男が訪れ、接遇した警察官にに対して「俺のクルマを追い越していったパトカーの警察官をここに連れて来い」などと怒鳴った。

2人のうちの1人は泥酔状態で、交番に居合わせた警官が事情を聞くと、2人が「追い越された」と指摘する車両番号のパトカーは、土浦署には配備されていない番号のものだった。

接遇した警察官は「その番号のパトカーはいない」と説明したが、2人はこれに納得せずに大暴れ。警官を突き飛ばしたり、机などの備品を蹴飛ばすなどしたため、公務執行妨害の現行犯で逮捕している。

取り調べに対し、2人は「パトカーに強引に追い越しを掛けられた。危険を感じたので腹が立った」などと話している。警察では未明の時間帯にパトカーでパトロールしていた警官からも事情を聞いている。

《石田真一》

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