【クルマで録画DVD再生】ソニー 『MEX-R1』、車載初の地デジ録画ディスク対応HU

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ソニーは、車載初のDVDマルチレシーバー『MEX-R1』を3月上旬に発売した。DVDレシーバーとは、DVDプレーヤー、ラジオチューナー、アンプを一体にした製品のこと。価格は4万4100円。MEX-R1の対応ディスクは、DVDビデオ、DVD±R/RW、CD-R/RW、ビデオCD、音楽CD。MP3ファイルの再生やJPEGファイルの画像表示も行える。

さらに、業界初となる、DVD±RWの±VRモードと、記録可能ディスク向け著作権保護技術「CPRM(Content Protection for Recordable Media)」の再生にも対応している。このCPRMをサポートしたことで、市販のDVDレコーダーで録画したコピーワンス(1回だけ録画可能)のデジタル放送コンテンツをクルマの中でも楽しめるのが最大の特徴だ。

なお、4月5日から、地上デジタル放送およびBSデジタル放送の全番組がコピーワンスとなった。現在のアナログ放送は、地上波・BSともに2011年に終了し、デジタル放送へ完全に移行する予定だ。デジタル放送の番組をDVDディスクで録画・再生するには、DVDレコーダーやプレーヤーなどの機器と、DVDメディアがいずれもCPRMに対応していなければならない。

VRモードはVideoモードと比べて、より放送録画や編集に適した形式なのだが、再生機が少ないのが欠点だった。

パワーアンプ部の最大出力は、52W×4ch。DVD・CD部には、24ビットのオーディオDACを装備し、周波数特性が10Hz−20kHz、S/N比が120dB(1kHz)となる。チューナー部は、FMが76.0MHz−90.0MHz、AMが522kHz−1629kHz、TVが1−3ch。本体サイズは幅178×高さ50×奥行き179mmのいわゆる1DINサイズで、重さは約1.2kg。ワイヤレスリモコンが付属する。

デジタル放送録画ディスクを車内で楽しみたいというユーザーの気持に応えたMEX-R1について、ソニーの企画担当者であるeビークルカンパニービジネス戦略部商品企画1課プロダクトプランナーの塚田武志氏は「リビングとクルマは当然つながるべき」という考えのもと商品を企画したという。

それを実現した設計者であるソニーイーエムシーエスのeV設計1部設計3課統括係長の加藤直樹氏は「高い要求だったがまず自分がほしいと思った。ソニー社内から協力と応援を得て可能になった」とAVのソニーを強調した。

《高柳政弘》

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