【ケンウッドHDDスマートNavi】スマートでフレンドリー

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カーナビ初のiPod連携モデルというトピックに目を奪われてしまいがちだが、ケンウッド『HDM-555』はカーナビの機能としても他モデルにはない面白さがある。それは「カーナビのビギナーに目を向けた、ビギナーにとてもやさしいモデル」ということ。

初心者であればあるほど「カーナビ=難しい」と考えてしまうようなのだが、HDM-555・HDDスマートNaviはメニュー画面からしてフレンドリー。通常は「目的地」や「周辺検索」などの“漢字表記”アイコンが並ぶところにあるのは、「したいことから」や「わかることから」などの“ひらがな表記”アイコン。

アイコンはひとつずつを大きめのサイズとし、例えば「したいことから」をタッチすれば、「お食事」や「お買い物」などの細分化されたメニューが現れる。表面こそ簡略化しているが、階層をたどれば他モデル以上の細分化がなされているのも特長のひとつ。検索項目はなんと54ジャンル/912項目にもなる。

例えば「買い物」であっても、それが「日常的なもの」なのか、「専門的なもの」なのかで分かれる。「お食事」と「お茶&お菓子」が別項目として存在しているのもHDDスマートNaviだけだ。

さらに面白いのは「マッピング」という機能。例えばしたいことから→お買い物日常→コンビニエンスストアと選び、近い順を選択した上で最後にマッピングというアイコンにタッチすると、それが自車位置を中央に置いた画面に輝点として表示される。

ケンウッドの小川智也さんは「社内では“ドラゴンレーダー”とひそかに呼んでいます」と言うが、たしかにその画面の印象は漫画「ドラゴンボール」に出てくる、あのレーダーそのものといった感じ。検索結果の輝点は色別で表示されるので、テキスト表示「ここから何キロ」とするよりも目標までの距離が把握しやすい。

操作フィードバック時の音声を「秘書風」と「友達風」に変えられるのもポイント。前者は“テキパキと”で、後者は“馴れ馴れしい”という印象だ。さすがにルート案内時はこれまでのナビと同様の秘書風だけとなるが、再生スピードも3段階に調整ができるので、聞き取りにくい場合にも調整ができる。

《石田真一》

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