開幕戦オーストラリアGP(6日)でレース終了間際に両マシンをピットに戻し、あえて完走を果たさなかったB・A・R・ホンダ。次戦マレーシアで新しいエンジン搭載を狙ったこの作戦は、賛否両論を巻き起こした。
2レース・エンジン制ルールの抜け穴を突く形となったこの作戦は、今後FIAから禁止されることになりそう。
FIAのスポークスマンは、「回避できないDNFと故意のDFNをはっきりを区別させて行く」とコメント。今後はリタイアに至った理由を詳細にチェックして行く態勢を整えると語った。
今回のB・A・R・ホンダの行動はトヨタ、ザウバー、ルノーなどから「スポーツ全体および観客にとって良くない」との批判を集めている。