ホンダアクセスは、ホンダの中型スクーター『フォルツァ・X』と『フォルツァ・Z』用の純正オプション品『ギャザズM』のラインナップに、日本初となる二輪車用のナビゲーションシステムを設定。今年4月28日から販売を開始する。海外ではBMWが北米市場向けに同様のシステムを販売しているが、日本語で案内するものは今回の製品が初めて。
このナビの開発を担当したホンダアクセス・新座研究所の江好文さんは「BMWのバイク用ナビと同じく、アメリカのガーミン(GARMIN)という会社が開発に参加しており、構造的には似ています」と説明する。
BMW用との最大の相違点は「日本語で表示が出来ること」だと大江さんは言う。BMWのシステムは英語圏向けに作られたものなので、漢字などのいわゆる2バイト文字に対応していない。したがって日本の地図をそのまま入れても正常な表示を行うことができず、文字化けしたような状態になってしまうという。
このため、ホンダ用システムでは日本語表示を行うためのチップを追加。これによって初めて日本語化を実現している。2バイト文字のハードルは意外と高かったようだ。興味深いのは日本のシステムは英語圏の地図を表示することに問題は生じていないということ。将来の海外販売が実現したときにも困ることはなさそうだ。
使用するメディアは振動対策を考慮し、256MB容量のコンパクトフラッシュ(CF)カードとなった。製品に付属する地図用CD-ROMからWindowsパソコンを使い、必要な地点を任意にコピーして使う。動作を保障するのは製品に付属するカードのみだが、容量的にもっと大きなカードも自己責任の域で使えるらしい。