【トヨタF1】ラルフ、TF105は素性がいい

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今季からトヨタF1に加わったラルフ・シューマッハが25日、トヨタのモータースポーツ活動発表会に登場し、2005年シーズンへの意欲を語っている。

「憶えていてくれる方もいると思いますが、僕はこの日本で、1996年にフォーミュラ・ニッポンのタイトルを獲得したんです」と、まずは自身と日本の旧縁をアピール。翌97年からF1レギュラーとなったラルフは、いまや通算6勝を挙げているトップドライバーだ。

今季で9年目を迎えるわけだが、ウインターテストでのマシンの印象をこう話す。「僕のこれまでの経験から判断して、『TF105』がスタート段階でとても良い素性をもっていることが分かった。昨年のマシンに関しても、これは乗ってみて分かったことだけど、レースで外から見ていた印象よりはずっと良いマシンだったんだよ」

「もちろん、すぐにトップを争うことが難しいのは承知しているが、我々は他の誰よりも努力して、前を走るマシンを捕らえていくつもりだ」

レギュレーション変革については、「我々にとっては大きな、新しいチャレンジになる。観る側の人にとっては、いろいろなことが起きる可能性があるので、かなりおもしろいシーズンになると思う」とコメント。

トヨタF1チームを「プロフェッショナルな仕事をするね」と評したラルフは、新天地での7勝目を見据えて、05年シーズンの戦いに突入する。

《遠藤俊幸》

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