シカゴモーターショーで9日発表されたトヨタ『FJクルーザー』は、ラダーフレームを持つ『4ランナー』(日本名『ハイラックスサーフ』)のプラットフォームをベースに、ホイールベースを4インチ短くし、前後オーバーハングも切り詰めた結果、全長は11インチ以上ショートになった。
5人乗りのワゴンボディは、後席への乗降を容易にするアクセスドアを持つ観音開き式の4ドアタイプ。今回のショーに展示されたのはエクステリアの最終デザインモデルということで、室内を見ることは出来なかった。
が、CALTYのデザイナー、ジン・ワン・キム氏の「インパネなどはコンセプトモデルのイメージを強く残している、平凡なものにはしないよ」との言葉から想像すると、かなりインパクトの強いものになりそうだ。
エンジンはガソリン4リットルV6(282hp)のみで、4×4には5ATと6MTを、4×2モデルには5ATのみが組み合わされる。
価格は発表されていないが、4ランナーより下げられる見通しで、2006年春に北米市場のみで発売が開始される。