新宿副都心初のカーシェアリング事業スタート

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新宿副都心初のカーシェアリング事業スタート
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CEVシェアリングは、2月1日から東京都新宿副都心地区においてITSを活用した無人貸出・返却システムによるカーシェアリング事業を新たに開始する。

今回の事業は、日本自動車研究所と環境省の支援を得て、東京都道路整備保全公社と連携で試験的に実施するもので、新宿副都心地区のビジネス利用ニーズを検証していく。

カーシェアリングとは、少数の自動車を多数の利用者で共同利用すること。特に都市部における渋滞、排ガス、駐車場不足といった諸問題の改善が図れることから、欧米では90年代初めから積極的な取り組みが行われている。日本ではCEVが初の事業化ケース。

新宿地区では、日産『ハイパーミニ』(超小型電気自動車2人乗り)1台を公社が管理する西新宿第4駐車場内に配置するとともに、2月1日より利用会員の募集を開始する。

今回の公社との連携が軌道に乗れば、公社管理下の他の駐車場にもステーションを増設、低排ガス車を配備し、環境に良い先進的な街づくりをめざす。

《高木啓》

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