バイク通勤の発覚を恐れ、ひき逃げ

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大阪府警は11日、併走していた自転車をバイクで追い越そうとした際に接触し、64歳の男性に重傷を負わせたまま逃走していた26歳の男を業務上過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。

大阪府警・茨木署によると、この事故は8日の早朝に発生している。同日の午前5時55分ごろ、茨木市新堂付近の市道で、64歳の男性が自転車で走行していたところ、後方から接近してきたバイクが追突した。

男性はその場で転倒。胸部を強打して肋骨を折る重傷を負ったが、バイクはそのまま現場から走り去った。

警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始。目撃情報から同市内に住む26歳の男が関与した可能性が高くなり、任意で事情を聞いていたところ、自身が運転するバイクで男性の自転車を追い越そうとした際に接触したことを自供したため、業務上過失傷害と道交法違反容疑で逮捕した。

取り調べに対し、この男は「勤務先ではバイクによる通勤を禁止しており、事故を起こしたことによってそれが発覚することを恐れて逃げた。気が動転していた」などとも供述しているという。

《石田真一》

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