首都高、ETC利用率が30%を突破

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首都高速道路公団は、首都高速道路でのETC利用率が30%を超えたと発表した。1月3日から9日までの週平均値が30.6%、1日あたりのETCの利用台数は31万1000台だった。昨年4月から毎月1%を上回るペースで利用率が上昇し、今回初めて週平均で30%を越えた。

利用圏別に利用率を見ると、東京線が約22万4000台で30.2%、神奈川線が約7万8000台で31.9%、埼玉線が約1万台で29.0%だった。

料金所別では、本線料金所で利用率が高いのは、3号渋谷線・用賀(34.5%)、湾岸線・湾岸浮島(32.2%)、横羽線・大師(31.9%)。また入口料金所では、湾岸線・湾岸浮島(42.2%)、3号渋谷線・池尻(41.6%)、都心環状線・霞ヶ関(内)(40.4%)という順番だった。

2002年11月と2004年11月とを比べて本線料金所(18カ所)の渋滞量が7割減少し、首都高速公団では、ETC利用率がアップすることで渋滞が減少したとしている。

利用率が30%を超えた要因としては、ETC車載器の購入支援を行うなどのETC普及促進キャンペーンや深夜割引などの料金施策によるところが大きい。

《編集部》

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