VW:フォルクスワーゲンは2日、イタリア、ボローニャモーターショーで新型車『ゴルフプラス』を発表した。『ゴルフ』ハッチバックとコンパクトMPV『トゥーラン』(日本名『ゴルフトゥーラン』)との間に位置するトールボーイ。
ボローニャで“サプライズ”デビューを果たしたゴルフプラスは、ゴルフハッチバックをベースに開発された、スペースユーティリティ指向の5ドアハッチバックだ。
全高はゴルフハッチバックから95mm増えて1580mm。リアシートは前後160mmスライドし、シートバックは6:4分割で倒せる。またシートバックを倒すとシート全体が下降して、荷室の床がフラットになる。荷室容量は最大505リットル。
ゴルフプラスのエンジンや装備はゴルフハッチバックとほぼ同じ。ただしゴルフにある「GTI」と3ドアボディの設定はない。
ゴルフプラスの商品企画はゴルフよりもトゥーランに近い。ターゲットユーザーは、いずれも従来のハッチバック以上のスペースや機能性を必要としている。7シーターのトゥーランはファミリー向けで、ゴルフプラスのユーザーには家族はいないか、いても少人数という違いだ。