緊急走行中の白バイと対向バイクが衝突

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8日、愛媛県松山市内で、緊急走行中の白バイと対向してきたバイクが正面衝突するという事故が起きた。この事故で双方の運転者が骨折の重傷を負った。

愛媛県警・松山西署によると、事故が起きたのは8日の午後2時20分ごろ。松山市別府町付近の市道交差点で、サイレンと赤色灯を使用して緊急走行中だった同署・交通課のパトカーと、対向してきた16歳の少年が運転する排気量250ccのオートバイが正面衝突した。

2台とも転倒し、白バイを運転していた29歳の巡査部長が右手首の骨を、少年が左の足首の骨を折る重傷を負い、近くの病院に収容された。

白バイは「幼児が連れ去られた」という内容の110番通報を受け、現場に急行している途中だったとみられているが、その通報自体は誤報だったことが後に判明している。

現場は信号機の設置されていない幅6mほどの交差点で、センターラインなどは無かった。警察ではどちらかが右折しようと中央部に寄ろうとした際、衝突が起きた可能性が高いとして、双方の回復を待って詳しい事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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