19日、ITS世界会議名古屋のNTTドコモブースにおいて、同社のFOMA携帯電話用Bluetooth(ブルートゥース)接続アダプターが参考出展された。
ドコモはBluetooth機能内蔵の携帯電話として『F900iT』を発売中だが、今回、参考出展されたアダプターは既存のFOMA端末にBluetooth機能を付加するもの。
説明員によると、「Bluetooth経由によるデータ通信接続機能は既存の900iシリーズ全機種で対応。ハンズフリーフォンについては、『F900i』や『N900i』など一部の機種で対応する」という。
また、ドコモは来月中旬ごろにFOMAの秋冬モデル「901iシリーズ」を発表する予定だが、こちらではハンズフリーフォン、データ通信ともに、今回発表されたBluetoothアダプター経由の接続が可能になるとのこと。
道交法対策でBluetoothハンズフリーフォンを使いたいが、F900iTが好みにあわないという人は、901iシリーズ+Bluetooth接続アダプターという組み合わせが最良になる。
なお、今回発表されたBluetooth接続アダプターはドコモブランドではなく、ドコモ認定周辺機器としてモバイルキャスト社から販売される。価格は1万円台前半で、11月から発売される予定だ。