【パリモーターショー04】スズキ スイフト、国内向け今秋発売

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今回のパリサロンでワールドデビューした次期スズキ『スイフト』は、前回、2002年パリサロンで発表された『コンセプトS』の量産モデル。

サイズアップ傾向にある次世代「Aセグメント」の位置づけで、全長3695mm、全幅1690mm、全高1500mmのボディは、ちょうど現行ヨーロッパで流通する「Aセグメント」と「Bセグメント」の中間サイズ。シトロエン『C2』、『MINI』(ミニ)が直接のライバルにあたる。

プラットフォームは新開発で、サスペンションはフロントがマクファーソン・ストラット、リア・トーションビーム。

エンジンは、現行スイフトの「M型」をベースにVVTの改良等でトルクアップをはかった1.5リットルと1.3リットルの2種類のガソリンエンジンに、すでに『イグニス』で採用されている「FGP」(フィアット・GM・パワートレイン)から供給される1.3リットル「DDiS」コモンレールディーゼルが追加された。

ボディタイプは、ヨーロッパ市場向けに3ドアと5ドアタイプが用意され、国内向けは5ドアモデルのみの予定。今秋、世界に先駆け日本国内での発売が始まり、年明けのハンガリー工場での生産開始とともにヨーロッパ市場に投入されるのに続き、インド、中国でもそれぞれ現地での生産・販売が予定されている。

《ケニー中嶋》

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