クルマに連れ込んで集団暴行のグループ摘発

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警視庁は16日、徒歩で帰宅途中の若い女性をクルマで連れ去り、集団で暴行していたとして25歳の男ら4人を逮捕監禁や強姦致傷容疑で逮捕した。

男たちは大筋で容疑を認め、「見た目がキレイな人を狙った」などと、開き直りとも受け取れる供述をしているという。

警視庁・捜査1課によると、逮捕監禁や強姦致傷容疑で逮捕されたのは、板橋区内に住む25歳の男ら、同じ会社に勤務する男4人。

この4人は今年7月12日の午前0時ごろ、新宿区中落合2丁目付近の路上で、徒歩で帰宅する途中だった21歳の女性を真横に止めたワゴン車へ強引に押しこみ、粘着テープで腕などを拘束した上で集団暴行した疑いが持たれている。

男たちは約2時間後にこの女性を北区内で解放する際、所持していた現金などを奪い、そのまま放置して走り去った。女性は全治1週間の軽傷を負っている。

ナンバーなどの目撃情報からクルマを特定。主犯格の男から任意で事情を聞いていたところ、容疑を大筋で認めたため、逮捕監禁や強姦致傷の容疑で逮捕している。

東京都内では同様の事件が今年に入ってから21件発生しており、このうち15件は犯人が捕まっていない。今回の犯行地域と重なっていたり、類似点のある事件もあり、警察では男たちを厳しく追及し、余罪についても調べを進める方針だ。

《石田真一》

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